|
公共工事の価格のポイントについて(県内の道路工事をモデル)
① 設計価格:設計者が工事にかかわるすべての項目を条件に見合った単価で積み上げた価格を
言う。積算条件には、目的・規模・道路規制・地理・気象・工期・時間などがありこれらを網羅する
必要がある。しかし最近の設計価格には現場条件を無視し、単価の安いものを組み合わせ
設計価格にしているものが多い(背景に予算ありき、会計対策、議会対策がある)。
② 予定価格:おおむね設計価格に10%を引いた額が目安とされる。
(背景に予算ありき、会計対策、議会対策がある)
③ 落札率:予定価格に対し100%に近い場合マスコミは談合の疑いありと伝えている。
最近の設計価格は安い単価を積み上げ工事価格を決定している。そのため公表されている
積算単価で応札すれば予定価格を超え失格となる。
しかし県内のほとんどの自治体が予定価格を事前公表しているので失格はないが談合と誤解
される条件が存在する。
④ 本当の値段は、発注者が適正単価の積算で予定価格の事前公表を廃止すれば、企業は
自社で出来る金額(実行予算)にて応札し技術力・経営力・地域性など問われた結果競争過程
が透明に見える。
<コメント>
一般に公共工事は儲かると思われていたが、実際は赤字覚悟の受注をしている現状を知ることが出来た。産業別利益率で建設業は2%台であることも納得できた。
|